ホームステイとは、カナダに住む際に、カナダのご家庭の一室を借り、その家庭と一緒に手生活するという生活形態で、留学生には一般的な滞在方法となっています。特に未成年は自分たちだけで住むことは難しいので、学校に通いながらホームステイに滞在することが一般的です。成人の方でも、カナダに着いて間もないころは、慣れていないため自分で家を見つけるのも、生活するのも難しく、まずはホームステイに滞在してから次の家を探される方がほとんどかと思います。
そんな留学を語る上で欠かせないホームステイについて、ホームステイでの生活はどういったものなのか、生活で気を付けることは何なのか、日本との違いは何があるのかなどについて説明していきます。
ホームステイでの⽣活
基本的にはホストファミリーと一緒に生活をするので、食事を一緒に食べたり、イベントなどを一緒に楽しんだりすることができます。ただファミリーは皆様を家族の⼀員として迎え、お客様としてはお迎えするわけではないので、色々と気を使ってファミリーから動いてくれるということは少ないかと思います。食べられないものがあったり、食事の量が少なすぎたり多すぎたりという場面ではまずホストファミリーに話をしてみましょう。(対応できない場合もあります。)また、カナダで生活して長い方たちなので、ドライヤーはどこに売っているか、近くスーパー、体調が悪い際の薬、かかりつけ医等わからないことがあれば尋ねてみましょう。 また、ファミリーが外出する際、誘われたら“Yes”か“No”の回答をしっかりしましょう。もし誘われなかった時でも、参加してみたいのであれば⾃分から“May I join you?”と聞いてみましょう。
一概にホストファミリーと言っても若い夫婦、ご年配の夫婦、カナダで生まれた人、中国やフィリピン系、インド系、シングルマザー等本当に色んな方がいらっしゃるため、文化の違いに驚くことも多いかと思います。ここでも大切なのがコミュニケーションで、困ったことや、気になることがある時はしっかりと声に出して意見を言うようにしましょう。例えば、⽂化の違いからある、スキンシップが嫌だと思ったらハッキリと嫌だと⾔いましょう。
⽇本との⽣活習慣、⾷習慣など全てが異なりますので、時間をかけてでも順応できるよう⼼掛けながら、自分の意見もしっかりと伝えて、快適に生活できるように自分からも働きかけていくのが、ホームステイ生活でのポイントです! ファミリーが外出する際、誘われたら“Yes”か“No”の回答をしっかりしましょう。もし誘われなかった時には⾃分から“May I join you?”と聞いてみましょう。
ホームステイ生活の注意点
ファミリーもリラックスする時間、各々の時間は必要ですのでお互いを尊重して過ごしましょう。
それぞれのファミリーのルール(洗濯、シャワーの時間、門限等)を守りましょう。夕食の時間は決まっているところが多いかと思うので、帰宅が遅くなる場合や⼣飯が要らない場合などには事前にファミリーへ伝えるようにしましょう!カナダでは夜22 時以降はできる限り静かにする事がルールですので、遅い時間の生活音(ドアの開け閉め、足跡等)には注意しましょう。
ホームステイの延⻑、短縮については、申込時にルールが設定されているかと思いますので、延長・短縮することになればファミリーの都合、次の入居予定者の予定がありますし、すぐ申し込みをしているエージェントや学校に言って手続きをするようにしてください。
もし万が一、ホームステイ中に全くご飯を出してもらえない、セクハラや暴力を受ける等、話し合いでは解決できないようなことがございましたら、すぐ手配しているエージェントか学校に相談するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?実際にホームステイで生活してみたら、イメージと違ったということもたくさんあると思います。その中でも自分から要求してみる、聞いてみる等、受け身にならず積極的にコミュニケーションを取って解決するようにしてください。
ホームステイ以外の滞在方法については、こちらの記事も合わせてご覧になってください。