バンクーバーで暮らす②~シェアハウス/ルーム探し~

カナダで暮らす!
この記事はこんな人にお勧め
・バンクーバーでの住宅探しについて困っている
・留学・ワーキングホリデーに来る前に住宅探しについてイメージしておきたい
・留学・ワーキングホリデーを考えており、生活にかかる費用が知りたい

シェアハウス/ルームの探し方について

今回はシェアハウス/ルーム(ここでは一戸建てのシェアハウス、アパートやコンドミアムのルームシェアを合わせてシェアハウスとします)探しについてお伝えします。近年バンクーバーの家賃が高騰しており、留学生やワーキングホリデーの方にとって、一人で住む部屋を見つけるのは予算的に厳しいかと思います。そこでお勧めなのがシェアハウスで、家賃にかかる費用を抑えつつ、新しい人と出会う機会にもなります。

日本でシェアハウスに住んだことのある方は少ないかと思いますので、ここでは見つけ方、内見時・契約時に注意する点などをお伝えします。カナダでは日本のように不動産業者が仲介に入ることは少なく、大家さんと借主の直接のやり取り、契約をすることがほとんどです。そのため、慣れていないと詐欺にあったり、不利な契約条件を結ぶことになってしまうので、細かいことでもしっかりと自分で確認するようにしてください。

 

 アパートの⾒つけ⽅

・契約の流れ
サイト・Facebookなどで部屋の募集記事を見つける

記載されている連絡先に、簡単な自己紹介、内見希望日を書いて内見のお願いの連絡をする

家主から返信があり、内見の日程調整
(※他にも応募者が多い場合は返信が帰ってこないこともよくあります)

部屋の内見をして家の契約、ルール、設備の説明などを受ける

気に入れば家主にその物件に住みたいと伝える

契約書、入居日などを確認し、契約で決められた日から入居

 

・探し方、相場
【探し方】
インターネットで探す (JP Canada / Craigslist /Kijiji/Facebook marketplace等)

【相場】
バンクーバーダウンタウン:$12
00~
1~2 ゾーン ︓ベースメント $800~、1BR$1000~、2BR$1400~

物件の探し方としては、インターネットを利用するのが主流です。上記のサイトに物件の情報が載っていますので、ご自身の学校、仕事などの生活エリアを考慮して予算を立て、絞り込み検索をすると見つけやすいかと思います。家賃の相場はスカイトレインのゾーンによって異なり、一般的にダウンタウンに近いほど家賃が高く、2ゾーンなどダウンタウンから離れていくほど安くなっていきます。

条件にあう物件が見つかれば、内見の希望をしてください。人気のある物件だと募集を出したその日に応募者がたくさん集まることがあるので、良さそうだと思ったらすぐに連絡をすることをお勧めします。サイト内に連絡先(メールアドレス、電話番号)が書いてあるので、メールやテキストで簡単な情報、日程調整を書いて送ってください。家主さんの目に留まれば返信があり、内見の調整をして内見に行くことになります。

【連絡事項】
・どこでその募集を見たのか(Cragslist、JPカナダ等)
・いつからいつまでの入居希望か
・内見に行ける日、時間帯
・現在のステータス(学生、求職中、パートタイム・フルタイム等)
・簡単な自己アピール(綺麗好き、タバコを吸わない、一人暮らしに慣れている、安定した収入がある等)
【注意】
現在海外に出張に出ている、家庭の都合等で内見が出来ないため先にデポジットや家賃を払ってください、というのは詐欺の可能性が極めて高いので、必ず内見に行き、契約内容などを確認してから支払をするようにしてください。
デポジットは家賃の半額までと法律で決まっているのでそれ以上を求めるのは違法です。

内見・⾒学のポイント

内見の予約ができればいよいよ家を見て、家主さんと話すチャンスです。ここでは家の生活環境やルールを確認すると同時に、家主さんが借主を信頼できる人か見定める機会でもあります。しっかりと事前に質問事項や自己紹介ができるように用意していきましょう。もしルームメイトがいれば、その人に住み心地など色々と聞いてもいいかもしれません。

※一人で内見に行くことや英語力に不安がある場合はご友人に同行を頼むことをお勧めします。

【確認事項】
・最低契約期間(ミニマムステイ)
・水回りの綺麗さ
・ルームメイトの人となり
・家賃に含まれているものの確認(ヒーター、電気、インターネット等)
・部屋のダメージの確認
・TAKE OVER がある場合、何が含まれていて、それがちゃんと使えるのか
・喫煙がどうか(喫煙者の場合)
・洗濯機、乾燥機の場所、値段
・周囲の環境(騒音、最寄りのスーパー、レストラン、公共施設等)

契約の確認ポイント

最終的に同意ができれば、契約書を作成し、契約をします。(場合によってはない場合もありますが、後日トラブルを避けるためにもできれば契約書か書面でもらうことをお勧めします。)特に最低契約期間(ミニマムステイ)は契約後最低何か月は住まないといけないというもので、その期間内に気に入らなかったため出たいとなってもデポジットが返ってこなかったりと不都合なことがありますのでしっかり確認しましょう。

契約書を作成したら、写しをもらうか、アプリを使ってPDF化する等して大切に保管しておきましょう。

【確認事項】
・家賃の⽀払⽇、⽀払い⽅法(現金、e-transfer(個人間での送金システム))
・最低契約期間(ミニマムステイ)
・⾃分が退出する場合に引継ぎをどうするか、何ヶ⽉前に報告するか
・デポジットの⾦額(デポジットの⾦額は1 か⽉分の家賃の半分以下と法律で決まっている)
 →⾦銭のやり取りをしたら必ずレシートを受け取る
・部屋の設備を破損した場合の対処の仕⽅
・契約書をよく読み理解する(分からないことはオーナーに何回でも確認しましょう)

 

いかがだったでしょうか。海外で生活するうえで、仕事探しはもちろん、住む部屋探しも留学生が苦戦するポイントかと思います。部屋探しはタイミングと運が大切なので、返信が返ってこなかったり、内見しても他の人に決まってしまって落ち込むことはあると思いますが、根気強く探していればきっといいところが見つかると思います。

ホームステイやレジデンスなど、他のタイプの住居について知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

 

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